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M-Assist「エムアシスト」

【JNFより】
リノール酸の高摂取は高血圧のリスクを低める

ニューヨーク・ロイターヘルス誌によると、中年層を対象に行った研究において、毎日の食事でリノール酸(特定の植物と野菜に
含まれる多価不飽和脂肪酸)を多く摂取すると、高血圧になりにくいことがわかった。

日本滋賀医科大学の三浦克之博士はニューヨーク・ロイターヘルス誌のインタビューで、「これらの結果から、心血管疾患予防の
ために、動物性飽和脂肪ではなく、植物性多価不飽和脂肪酸の摂取を呼びかけている」と語る。

三浦博士チームは、中国、日本、イギリス、アメリカ合衆国で、40歳から59歳の男女4,680人に参加してもらいリノール酸と血圧の関係に
ついて調べた。

調査の中で、興味深い結果が出た。それは、リノール酸を多く摂取した場合、血圧が下がる傾向があり、これは、参加者すべてにあて
はまることであった。

さらに、そのうちの2,238人(特別な食事療法や栄養剤を摂っておらず、心臓病や糖尿病を患っていない、高血圧、心血管疾患、または糖尿
病のための薬も飲んでいない)に、リノール酸と血圧の関係がより強く現れた。

「これらの調査結果から、血圧を最適に保つことを助け、高血圧を防ぐために、動物性飽和脂肪の代わりに、植物源からリノール酸
(または、多価不飽和脂肪酸)を摂取することを勧めます」と三浦博士は語る。「血圧をほんの少し低下させるだけで、心臓病に関連する病気や死を防ぐことができるので、血圧を常に安定させる為にも、リノール酸を多く摂る食事を日々心がけて欲しい」と彼は付け加える。


■リノール酸を含む食品
  (サプリ)・DIET SUPER SHAPE
  (食 品)・松の実、ごま、ピーナッツ、アーモンド、高野豆腐


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