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M-Assist「エムアシスト」

【JNFより】
ビタミンDは臓器の総合的な健康の鍵を握る

ビタミンDの欠乏は、世界中のあらゆる年齢層で見られる。ビタミンDにおける国際的な専門家であるUSリバーサイドの
アンソニー・ノーマン氏は、「ビタミンDは、一時はくる病(*)と骨粗鬆症のような骨疾患だけに関連があるとされていたが、
今日では、ビタミンDは総合的な人間の健康に寄与している」と語る。最近では、ビタミンD欠乏が、2型糖尿病、癌、
多発性硬化症、および慢性関節リウマチなどを引き起こす可能性も明らかになってきている。

「American Journal of Clinical Nutrition」8月号の記事でノーマン氏は、すい臓、心臓、血圧調節、筋力と脳活動、
自然免疫系(生まれつき持っている免疫系)においてもビタミンDが寄与している可能性を挙げている。 さらに、癌の危険を減
少させるために適当量のビタミンD摂取が有益であると語っている。

ビタミンDは、一連の流れによって体内で合成される。皮膚が日光を浴びると、皮膚組織内でステロール(*)がビタミンDに
変わり、そのビタミンDは次に、ホルモンを形成するために肝臓と腎臓で順番に代謝される。
ビタミンDの一日の推奨摂取量は、50歳までが200 international units (IU) (*) とされている。続いて51歳から70歳は一日400 IU。
70歳以上は600 IUのビタミンD摂取量が必要であると言われている。ノーマン氏はすべての大人に少なくとも一日平均200 IUのビタミンD
を摂取するよう勧めている。
乳幼児や若者に関しては、この程、米国小児学会が200IUであった1日のビタミンDの推奨摂取量を400IUに増やしたと発表している。
ビタミンDを含む食品は、脂肪質の魚、魚油、肝臓、および卵黄を除いては、あまり豊富ではないため、ビタミンDは栄養補助食品で
補わなければならない。

一日あたりビタミンDを400IU摂取することにより、くる病を予防できると言われているが、他の病気にはどれだけの量のビタミンDが必要で
あるか、また、くる病以外の病気に対し400IU以上のビタミンD摂取量が果たして安全であるかについては、再評価の必要がある。

ビタミンDを補うためには、日光浴をすることと食事をバランス良くとることが大事である。

*くる病・・・乳幼児の骨格異常
*ステロール・・・ステロイドのサブグループのひとつ
*IU(international units)・・・薬理学で、物質の量のための測定の単位

■カルシウムの吸収も助け、臓器への機能向上をも手助けしてくれるビタミンDの摂取が肝心です
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